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東京のカフェで働く鴨脚里子(イチョウサトコ)と、
仙台のレストランシェフ目黒浩敬が立ち上げた、
鴨脚の故郷・釜石を中心とする東日本大震災支援プロジェクト。
「あたたかい応援の気持ちを被災地へ 被災地のがんばる姿を皆様へ」をコンセプトに、
「伝えたい」という想いを名前に込めました。
はじめに
〜「プロジェクト《伝》」が発足した経緯 〜

2011年3月11日午後14時46分、東日本大震災発生。
私はその時、家族で営む東京表参道のブティック兼カフェでいつも通り働いていました。
よほど大きい地震でない限り揺れをあまり感じない1階の店で、大きな揺れを感じました。
お客様のワンセグ携帯で震源が三陸沖と知り、
急いで岩手県釜石市の実家に住む姉へ電話したが、つながらず。
安否を問うメールを携帯へ送ると、すぐに「私と下の子2人は大丈夫。長男は中学校にいる」と返信がありました。
同時に、ワンセグからは、津波の情報が。
この姉からの返信は、津波の前なのか、後なのか、ただただ祈るばかりでした。

3月13日。盛岡市に住む幼馴染の友人が、ご両親を探しに釜石に入りました。
車は途中で降り、瓦礫、車、折り重なる人々でふさがれた道を歩いて市内へ。
「うちの家は(津波に流されず)残っていて両親も無事!さあちゃん(私)の家もあったぞ!」
携帯がつながる盛岡に戻った友人が話す地獄絵図と化した釜石の光景が目に浮かび、
自分が震えていることに気がつきました。
家はあったのに、なぜいないのか…姉一家の安否は依然不明のまま。

3月15日。花巻市に住む別の幼馴染が釜石に入りました。
ご両親に会い安否を確かめた後、私の実家に立ち寄って、義兄に会うことが出来、
その幼馴染から「家族全員が避難所で元気にしている!」との連絡がありました。
それを聞き、地震後初めて胸の緊張が解けました。
姉の安否が分かるまで、多くの姉の友人から、続々と姉の安否を尋ねる連絡をもらいました。
以前からお会いしたことがあるわけではなく、姉から聞いた記憶を頼りに、
必死に私を探し出してくれたお友達のやさしさが、伝わってきました。
同級生、昔の同僚、海外に住む友人、姉の友人、
地震当日から毎日私を心配してカフェに立ち寄ってくれたピーコさん、
心配くださった皆様へ姉の安否を伝えると、まるで自分のことのように一緒に喜んでくれました。

一方、震災から数日後、仙台市に住むイタリアンレストラン“アルフィオーレ”の目黒浩敬シェフから
「生きています! 被災しましたが、炊き出しを始めます!」との連絡がありました。
2009年山梨のワイナリー“BEAU PASAGE”岡本英史さんのご紹介で知り合った
目黒シェフはとても尊敬する友人の一人です。
自分が被災しながらもすぐに立ち上がった目黒さんの行動力に対しあらためて尊敬し、なんとか協力したいと思いました。
同時に、日々テレビから流される愛する故郷の傷ついた姿に胸が引き裂かれそうで、
自分には何が出来るか、それが見当たらず悶々とするようになりました。
目黒さんから支援Tシャツを作ってもらえないかと協力の依頼を受けたのはそんな時でした。

“伝”達方法である通信手段が皆無だった空白の数日間。
“伝える”“伝わる”ことの大切さに気付いたとき、プロジェクト《伝》はスタートラインに立ちました。
広い被災地、たくさんの方々へ応援の温かい気持ちが伝わりますように…
たくましく歩き出す被災地の方々の一歩一歩が応援する皆さんに伝わりますように…
いつか美しい海辺の町々がふたたび輝きだすまで、長い旅のはじまりです。

2011年3月18日 
プロジェクト《伝》 代表 鴨脚里子

特別協力 *順不同

おすぎとピーコ
光野 桃+桃の庭
ミヤタ チカ
楽食酒圓
鴨脚 暢
花崎 薫
小斉 太郎
尾崎 靖
二階堂 安希子
株式会社 イプシロン
株式会社 S・Yワークス
菓匠菊家
有限会社 石川商店
有限会社 山長ミート
HAIR DIMENSION2
mod’s hair
大神 純江
エムエムインターナショナルグループ
NPO法人アフリカ支援インターナショナルセンター
アームブランシュ
フミエジュエリー
きもの井越
株式会社 ラフィアージュ
岩間 幸子
大久保 正人
釜石公民館

そのほか書ききれないほどたくさんの方々に支えられ活動が実現しています。
事務局メンバー

代 表:鴨脚 里子(ICHO)
   :目黒 浩敬(Fattoria ‘Al fiore’ Winemaker)

おおうち おさむ(nano/nano graphics)
竹田 全治(公認会計士税理士竹田全治事務所)
鴨脚 光暢(ICHO)
杉本 尚隆(NPO法人理事)
佐瀬 洋行(ラディウス)
長瀬 裕子(有限会社釜石パンション)
佐野 より子(民謡歌手/FM岩手パーソナリティ)
田中 愉里枝(HP管理)

事務局(お問い合わせ)

〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-5-16渋谷三丁目スクエアビル2F
Tel: 03-5766-5680 Fax: 03-5766-5681
info@project-den.net
代表 鴨脚 里子(イチョウサトコ)

伝のロゴコンセプト

復興支援に向けて大切な言葉、結束、勇気、友愛、奉仕。
これらを体現しているイメージとして、
町のために命をかけて戦う「江戸の火消し組」を彷彿させる造形にしました。
もちろん、これくらいの言葉では表現しきれないほどの「みんなの力」が必要です。
すこしでも「伝」が輪を広げて行けるように、すこしでも見つけてもらえるように、
そんな願いを込めた、視認性がつよい骨太のデザインです。